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三次元測定機 社内校正

  • 2013/03/15 00:07
  • Category: 校正
前回に引き続き、三次元測定機の社内校正の様子をお伝えします。
~以下の様子は2013年3月2日土曜日に行われたものです~

まずは三次元測定機の電源を立ち上げて、機械の慣らしをしている間に機械の清掃や、段取りをします。

下の写真が社内校正の表紙となるのですが、ここに書かれている検証内容に従っていきます。
0022.jpg

最初に行うのが、走行門平行性の検証です。
0023.jpg

Y=中央の位置で、定盤の上を左から右へ測定していき、真直度を求めます。
0024.jpg

結果↓
0025.jpg




続いて、各平面(XY、YZ、ZX)にて500㎜のブロックゲージが交差するように
2通りのポジションでセットし、それぞれ5回ずつ測定し、その誤差を見ていきます。
まずは、XY平面のポジション1
0026.jpg

ひっくり返してポジション2
0027.jpg

結果↓
0028.jpg

続いてYZ平面ですが、治具を立てるときは慎重にセットします。
0029.jpg

YZ平面ポジション1
0030.jpg

ポジション2
0031.jpg

結果↓
0032.jpg

ZX平面ポジション1
0033.jpg

ポジション2
0034.jpg

結果↓
0035.jpg




次はXYZ各軸毎にブロックゲージを5回ずつ測定し、その通りの数値が出るか検証していきます。
使用するブロックゲージは、125㎜、250㎜、500㎜、1,000㎜です。
(1,000㎜はXY軸のみ)
これらを重ねて一気に測定していきます。
まずはX軸から
0036.jpg

各ブロックゲージを5回ずつ測定した結果です
0037.jpg
0038.jpg

これらの結果を折れ線グラフに表します。
0039.jpg

続いてY軸の測定
0040.jpg
結果↓
0041.jpg

Z軸は使用するプローブが違う為、前日から準備していたプローブに交換し、
ここでプローブの校正をします。
0042.jpg

Z軸のストロークが1,000㎜なので、ここでは500㎜までの測定になります。
0043.jpg

結果↓
0044.jpg





次に行うのが、1,000㎜のブロックゲージを、XYZの3軸が同時に動くよう空間上斜めにセットして、
尚且つ、空間上で交差するように2通りのポジションでそれぞれ5回ずつ測定します。
説明するより写真の方が分かりやすいですね。
まずはポジション1
0045.jpg

奥から手前へとダイナミックに動きます。
0046.jpg

ポジション1の結果↓
0047.jpg

続いてポジション2
0048.jpg

静かに結果を待ちます。
0049.jpg

それぞれのポジションで5回ずつ測定した結果を記していきます。
0050.jpg

お分かりかと思いますが、この測定方法が一番精度が悪くなるのです。
しかしこの結果を把握しておくことが、目の前の三次元測定機の力を知る事となり、
これが自分と三次元測定機との信頼関係へとつながっていき、
自信を持ってお客様へ測定データをお渡しする事が出来るのです。

10年前と比べますと、三次元測定機を設備して、測定の受託業務をする業者が随分と増えました。
しかし、ただ設備するだけで一切校正をしない業者もあるのが事実です。
あくまでカタログ上のスペックのみを表記して、高精度三次元測定機とうたっておりますが、
実際の所はどうなんでしょうか?
利用されている測定業者の機械で、一度1,000㎜のブロックゲージを3軸同時に動かして測定してもらえれば
おのずと答えが出るかと思います。





話が脱線しましたが、最後は各平面でリングゲージをスキャニング測定していきます。
まずはXY平面
0051.jpg

結果↓
0052.jpg

YZ平面
0053.jpg

結果↓
0054.jpg

ZX平面
0055.jpg

結果↓
0056.jpg





これで長かった社内校正も終わりです。
結果の画像はあえて小さくしておりますが、規格外だったからではありません。
全ての結果において、メーカー保証精度内に入っておりますのでご安心下さいませ。
一応企業秘密という事で。。。

当社では年に2回、上記の社内校正を行っております。
そしてこの結果はいつでも自信を持ってお客様にお見せする事が出来ます。

測定業者に依頼をしてみたものの、どうも測定結果に納得がいかなかった経験は御座いませんか?

利用している測定業者の精度管理は、お客様自身でしっかりと把握出来ておりますか?

ただ設備しているだけで、精度管理が出来ていない測定機はデータが一人歩きしてしまいます。

是非とも当社の三次元測定機をご利用ください!までとは言いませんが、

一度、利用されている測定業者の精度を確認されてみるもの良いかと思います。







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三次元測定機 社内校正 ~前準備編~

  • 2013/03/01 17:33
  • Category: 校正
ホームページでもお知らせいたしておりますが、

2月24日~3月1日は、メーカーによる当社三次元測定機の校正を行う予定でしたが、

メーカーの都合により、2013年6月3日~6月7日に変更となりました。

という事で、6月までの精度管理に関しましては、半年毎に行っている社内校正にて対応させて頂きます。

本日はその前準備の様子をお伝えしたいと思います。

まずは、「三次元測定機社内校正専用機器」を取り出します。

0017.jpg

これは半年毎の三次元測定機社内校正にしか使用しない測定機器で、

なおかつ二年に一度は、メーカー校正に出しております。

つまり二年の間で、これらを箱から出すのは四回のみです。

しかも私以外は誰も触る事を許されておりません。

0018.jpg

では中身をお見せいたします。

0019.jpg

左から順に、1,000㎜、500㎜、250㎜、125㎜のブロックゲージです。

その他にも、

φ174.998のリングゲージや、

ブロックゲージを重ねたり、角度をつけてセットする為の治具やマグネットを

約20℃で保たれている三次元測定機の石定盤にの上に並べて明日の社内校正に備えます。

0020.jpg

社内校正に使用するプローブ5本も、組立だけは前もって準備しておきます。

というのも、取り付けている間に手の熱が伝わってしまいますので、

組立だけ前日に済ませておいて、校正する直前にプローブ校正した方がより正確です。

(そこまでしなくても、さっと組み立てて10分もおいておけば十分なのですが、

 当日の校正をスピーディーに行う為、当社では前日に準備しているだけです。)

0021.jpg

では明日は、一日かけて社内校正を行いますので、後日その様子をお伝えいたします。

また社内校正に伴い、明日は加工精度診断サービスの受付を停止いたします。

加工精度診断をご利用のお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、

信頼出来るデータをご提供させて頂く為に何卒ご理解の程、宜しくお願いいたします。




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